「アップルマンゴーコレクション」で届けたい農家の思いと“サプライズ”への挑戦

「アップルマンゴーコレクション」で届けたい農家の思いと“サプライズ”への挑戦

人気のフルーツシリーズから今回新登場するのは、「アップルマンゴーコレクション」。
太陽と緑の国・宮崎でマンゴーを栽培する農家とともに、宮崎の土地で育まれた芳醇な香りを
イメージし、廃棄予定の果実を活用しています。

今回のコレクションでフェルナンダと共同開発を行ったのは、「株式会社MAGRI」という宮崎県のマンゴー農園。代表の八田さんを中心に、独自の選果基準を設けた「宮崎完熟マンゴー」の栽培に取り組んでいます。
「『MAGRI』という社名は、ルネ・マグリットというベルギーの画家の名前からとっています。思いがけない出会いや非日常といったサプライズを、農業を通じて消費者に提供したいという思いがあり、前衛アートの先駆者であるマグリット氏の作品に感銘を受けて名付けました。
かつての画家は主に肖像画を描いていたため、空想画を初めて描いたのもマグリット氏なのだそうです。アートの世界に衝撃を起こしたマグリット氏のような存在に、私もなりたいと思いました」

いいものを作り、付加価値をつけることで次のフェーズへ

これからさまざまなサプライズを構想しているという八田さん。そのひとつが「無農薬マンゴー」への挑戦だといいます。
「無農薬のマンゴーの栽培は、現時点では無理だと言われています。しかし、ブランディングに注力し日本のマンゴーの価値をもっと上げることができれば、マンゴーの加工品の価値も上がり、果皮のきれいさはそれほど求められなくなるのではないかと思います。まさにフェルナンダさんの取り組みのように、形や色に関係なく付加価値をつけていくことで、無農薬に挑戦するフェーズに入っていきたいですね」

そうした挑戦にあたって課題になるのは、小規模農業のあり方。効率重視の大規模農業とは異なり、手がかかるわりに収穫量が少なく、また価格も上がらない場合、生産者は減っていってしまいます。
日本全体を覆うこうした問題について、八田さんは次のように話します。
「私は小規模であることを逆手に取ったほうがいいと考えています。重要なのは、丁寧にいいものを作り、適正な価格で販売すること。生産段階はもちろん、物流や販売の部分とも連携しながら、日本ならではのクオリティの高い農産物を販売できるように取り組んでいきたいと思っています」

廃棄するマンゴーをアップサイクルした果実エキスを配合

そんなマンゴーのスペシャリストであるMAGRIが、今回フェルナンダとの共同開発に取り組んだ理由とは。
「日本の片隅にいる農家を見つけてくださって、それを誰もが興味を持ちやすい『香り』という形で日本中に届けてくださるのは、非常にありがたいことだと思います。これを機に多くの方に知ってもらえたらうれしいですね。またサスティナブルな観点についても、食と農業に従事する者としては非常に意識している部分なので、廃棄する果物を活用し、フレグランスアイテムを作ってくださるという取り組みには感動を覚えました」

今回の「アップルマンゴーコレクション」には、「MAGRI」で栽培されたアップルマンゴーから抽出した「アップサイクルマンゴー果実エキス*」を配合。口の中でジュワッと広がるアロマのような芳醇な香りをイメージし、廃棄予定の果実を活用しました。*マンゴー果実エキス(保湿成分)
宮崎の良質な土壌で育まれたアップルマンゴーの香りをイメージしたアイテムをぜひお楽しみください。

濃厚な甘みのあるフルーティーな香りを再現した「アップルマンゴーコレクション」は、7/12(金)から順次発売開始。
(6/29(土)よりLOFT先行、フェルナンダ公式オンラインストアは7/11(木)18時より発売)

直営店舗やフェルナンダ公式オンラインストアの他、全国のバラエティショップ等でもお買い求めいただけます。夏らしさを感じられるコレクションをぜひお試しください。

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