みずみずしく甘い香りが特長のライチ。実は日本で流通している多くは海外産の冷凍品で、国産品の割合は約1%と言われています。
その希少な国産ライチの栽培に挑む農園が、宮崎県にある山下農園です。
「ライチコレクション」は、山下農園との取り組みにより実現したプロダクトで、生産の過程で出てしまう ”ロス果実” を香りアイテムに生かしたサスティナブルフレグランス。
まるで本物の果実を手にしたような、フレッシュさを再現した、地球にも人にもやさしいアイテムです。
ほんのわずかな温度差に左右される。ライチ栽培は、予測できないことばかり
山下農園は、6年ほど前からライチの栽培を始めました。アップルマンゴーのハウス栽培を長年行ってきた知見はありますが、ライチについては今でも予測不能なことばかりだと言います。
「せっかく芽吹いても、花がつかずに終わってしまうこともあります。ほんのちょっとの温度の差で、善し悪しが決まってしまうのです。毎年ハウス内の温度調整など試行錯誤を繰り返しますが、今でも安定した生産は難しい。本当につかめないですよ」と、農園の山下さんは話します。
国内でライチ栽培に挑戦する農園は数少ないため、ノウハウはほとんどなく、手探りで行わなければいけません。そんな前例のない挑戦をするからこそ、“ロス” はつきもの。
採る前に割れてしまった実や、質のいい実を残すために摘果した熟す前の実など、商品として出荷できないものが出てしまいます。
そこで、フェルナンダの「ライチコレクション」に山下農園のロスライチを活用する取り組みが実現しました。
傷があっても、小さくても。ロス果実をフレグランスアイテムとして「循環」させる
山下農園のライチは、通常のサイズでも直径約5センチと大粒で、口に入れると弾けるように甘い香りがあふれ出します。割れたり傷んだりしても、その風味は十分。そんな希少な果実をムダにしないために、廃棄予定のライチから抽出した「アップサイクルライチ果実エキス」を「ライチコレクション」のアイテムに配合することで活用しています。
フェルナンダはこれまでも、廃棄予定の果実や草花から抽出したエキスを活用したアップサイクルを実施してきました。
このアクションで解決できるロスは、ほんのわずかかもしれません。それでも、フレグランスメーカーのリーディングカンパニーとして、未来のためにできることを地道に続けていく使命があると考えます。
希少な国産ライチ栽培という挑戦を続ける山下農園と、想いを一つに。
これからも「地球にも私たちにもやさしいプロダクト」への挑戦を続けていきます。
ライチならではのみずみずしく甘い香りを再現した「ライチコレクション」は、フェルナンダ公式オンラインストアで4/24(水)18時より、
直営店舗、全国のバラエティショップで4/26(金)より順次発売予定です。
ぜひ今年もお楽しみください。